資格はもう安泰ではない! これから先本当に子どもに必要な力とは
先日、こんな記事を目にしました。
少し前には、オックスフォード大学でこんな衝撃的な論文も話題になりましたね。
近年の技術の発達は、実に目覚ましいものがありますね。
今後、コンピューターやAI(人工知能)の発達によって、現在人間が担っている仕事の8割はなくなると言われています。
また、医師や薬剤師、弁護士や行政書士などの資格のある職業は、今までなら将来安泰だと言われてきましたが、そうも言っていられない時代になってきました。
医療の分野や資格の必要な仕事もコンピューターにとって代わられ、また資格を持っている人も年々増加しているため、仕事自体の価値が下がってきているようです。
弁護士が溢れて仕事に困っている、というのは聞いたことがあるかもしれませんね。
つまり、どんなに難しい資格であっても、持っているから安心、ではない時代がすぐそこまで迫っているということなのです。
一方で、保育士や介護士、事務職員など、人に関わり細かな調整を必要とする仕事や、縫製士や栄養士など衣食に関わる仕事は給料が上がる、価値を見直されるとして注目されています。
人の感情の機微に合わせて行動したり、いろいろな情報を複合的に考え調整する作業は、ロボットには不得手な分野だからですね。
同じ理由で、想像力を必要とし新しいものを生み出すクリエイティブな仕事も注目されています。
小説を書いたりデザインをしたりするAIも出てきていますが、その域はまだまだ人間に遠く及ばないようです。
つまり、これから先仕事をする上で大事になってくるのは、
- 人と上手に関わるコミュニケーションスキル
- 自分の頭で考え行動し、新たな価値を生み出すクリエイティブスキル
この二つだと言えそうですね。
子どもの将来というのは、子育て中のおかあさんなら一度は頭を悩ませることだと思います。
(私自身も、どうやって子どもにこの時代を生き抜いていかせたらいいの…と頭を抱えてます、本当に!)
今日紹介した記事が、少しでも参考になれば幸いです。
SNSやインターネットで、情報が新しくなるスピードも上がり、その情報自体も多様化しています。
必要な情報は自分で集める時代になってきているというわけですね。
ちょっと前とは、価値観の大きく変わる時代がすぐそこまで来ているのかもしれません。
避けては通れない、子どもの将来。
資格の有無や現在の価値観に囚われることなく、子どもに本当に必要な力をつけさせてあげたいなあ、と日々思うnanaoなのでした。
長男が胃腸炎になりまして。
昨日早朝4時のことでした。
突然起きたかと思うと「おえっ」とし出した長男……
これは、まさか。。。たまたまつばが喉につまっただけとかでは。。。
淡い期待もむなしく、その後再び「おえっ」とですね(泣)
朝イチで病院を予約し、向かう車の中でも「おえっ」(わずか5分の距離でまさかの嘔吐)
吐きどめの座薬と整腸剤をもらって帰宅しました。
病院では元気いっぱいに遊んでましたが、帰った途端に高熱が。
しんどくて機嫌の悪い長男の世話を焼きながら、胃に優しい食事の支度をし、次男の相手をするというなかなかハードな1日を過ごしました。
(ふたり育てるって本当大変……世のおかあさんの素晴らしさを痛感します)
いや~~、ついにまたこの季節がやってきてしまいましたね。
ノロウイルスやロタウイルス、子どもと親の大敵、胃腸炎の季節が!
……ぶっちゃけ季節はあんまり関係ない気もしますが。比較的冬に多いですが、流行るときは流行りますしね(笑)
ちなみに長男、普段ほとんど風邪は引かないんですが胃腸炎だけは高確率でヒットする上、もれなく家族も被弾するので、胃腸炎にかかるたびに気分は戦場です。
長男が胃腸炎にかかるのはこれで4回目。
おかげで(?)ウイルスの処理は慣れたもんです。(初回のときはひどかった…何も分からず処理もそこそこに病院に駆け込んだために、翌日は家族全員が嘔吐嘔吐でトイレが大変なことに…)
今回も、1回目に嘔吐した瞬間から、常備してあるウイルス除菌スプレー(次亜塩素酸水)をシュッ。
洗面器にビニール袋とティッシュを入れたものを準備し、吐いたら即処理を徹底。
汚れた着替えはバケツに突っ込んでハイター漬けに。
長男が使った食器はスプレー&熱湯消毒。
次男が使う食器も念のため熱湯消毒してから使いました。
(一番恐ろしいうん〇の処理はマスク&手袋で完全防備してました)
結果、今のところ誰も二次被害には遭っていません! よっしゃあ!!!!
潜伏期間もあるのでまだ油断はできませんが、このまま何事もなく過ごせるといいなあ。
最近は気温もぐっと下がってきていて、風邪や胃腸炎のウイルスが流行り出す時期かもしれません。
インフルエンザもそろそろ予防接種がはじまりますね。
流行り病はどうしても避けて通れない部分はありますが、ショッピングモールやスーパーなど、特に子どもの集まりやすいところに行くときは要注意だな、と経験上思います。
ショッピングモールなどで買い物をするときは、
- 備え付けのアルコール消毒液(アルコールシート)で手と子どもの乗るカート、自分の押すカートは必ず除菌する
これ、本当におススメです。
入るときも、出るときも徹底するだけでも、だいぶ病気にかかる確率が減った気がします。
子どもが病気でしんどいときって、親として気分も滅入りますし、普段よりぐずることも多くなりますから、親子揃って疲弊してしまいますよね。
病気をもらって自分がダウン、なんてこともありますし…(実際には簡単に休んでいられないから地獄ですわ)
健やかに日々を過ごすためにも、これからの季節、病気の予防には十分に注意したいなあ、と思うnanaoでした。
皆さまのご家庭も健やかに日々を過ごせますように!
学習意欲の向上には、小さな成功体験の積み重ねを!
「うちの子全然勉強しないんです。。。」
コレ、講師として働いていた当時一番多かった相談です。
そして、恐らく多くのおかあさんにとって、普遍的な悩みでもあるんじゃないかと思います…(ウチの母もよく言ってましたから!アンタ全然勉強せんね、って!)
さて、一口に「勉強しない」と言っても、その実態はさまざま。
課題に手をつけられない子もいれば、自分の苦手教科の勉強は避けて通る、という子もいます。最近では、スマホを手放せないという悩みも多いようですね。
その他にも、
- 宿題は最終日に慌ててやる
- テストの点は良くないのに、自分から勉強しようとしない
- 勉強したと思ったらテスト前だけだった
など、親の目から見るとハラハラしてしまい、「少しは自主的に勉強して~~~!」なんて、おかあさんの心の叫びが見えるようです……
結論から言うと、とてもつらいことですが、
子どもが自ら自然と自主的に勉強するようにはなりません…!(自の字を使いすぎやろ)
しかし、働きかけ次第で、自分から「勉強しようかな」と思う子にすることはできるのです。
では、具体的にどのような働きかけが必要なのでしょうか?
子どもが勉強しない理由を考えてみると、
- 勉強が面白くない
- 勉強する意味が分からない
- 勉強しても成績が上がらないからやりたくない
などが挙げられます。
これを、大人の目線でわかりやすく分析してみましょう。
- 勉強が面白くない→暗記などの単純作業が苦痛・問題が解けない
- 勉強する意味が分からない→達成したい目標がない(目標が遠く実感がない)
- 勉強しても成績が上がらないからやりたくない→成果が目に見えずやる気が出ない
まとめると、
「単純作業が楽しくなり、達成したい目標が明確で、勉強の成果が目に見えるようになる」と、子どもは勉強するようになるんですね。
って簡単に言うけどおいおい、nanao。まず単純作業が楽しくなることなんてある? なくない? 理想論すぎでは? って、思いますよね。ハイ、ご批判はごもっともです。
実は順番が逆なんですね。
「勉強の成果が目に見えるようになると、達成したい目標が具体的に見えてきて、そのために努力する(単純作業する)ことが楽しくなる」
つまり、勉強において最も大事なのって「勉強の成果をいかに感じさせるか」というところなんです。
そこさえクリアしてしまえば、自主的な勉強の力(学習意欲)をつけさせていくことは、そう難しいことではありません。
では、どうすれば勉強の成果を感じさせることができるのか。
学習意欲を向上させるには、小さな成功体験を積み重ねることが一番です。
勉強においては、「解けた!」「できた!」あるいは「褒められた!」という成功体験をたくさん経験する、ということが大切なのですね。
成功体験として、最も客観的で分かりやすいのは学校のテストですが、教科数も多く学習の範囲も広いので、最初のとっかかりにはハードルが高いです。
ですから、まずは課題などの小さなものからスタートして、ひとつの大きな試練として定期テストを利用するのがいいかもしれません。いわゆる中ボスですね。
では、実際に家庭で子どもの学習意欲を向上させるためには、具体的にどんな取り組み方があるのでしょうか。
おススメの方法は「目の前で課題やらせて褒めまくろう大作戦」です!(そのまんますぎる)
子どもに目の前で課題を解かせて、目の前で〇つけもさせましょう。(〇つけは自分でさせてくださいね!最後に間違ってないかチェックしてあげましょう)
10分~30分と短くてもかまわないので、何時にやる、と時間を決めてやるとより効果的です。
ここでのポイントは「とにかく隙があったらほめまくる!」です。
褒めるポイントは何でもいいんです。「これ解けたの? すごい!」でも、「間違ってた? 弱点に気付けてすごい!」でも、「解いてる姿勢がいいね、ステキ!」でも。(そこ? いやいや大事なことです)
最初は照れくさかったり、嫌がったりする子もいたりするかもしれません。
けれど、こちらが恥を捨てて褒めていくことで、子どもにとっては「勉強している自分」を褒められることが自信に繋がり、少しずつ勉強が楽しくなってきます。
勉強が楽しくなってきたところで、「じゃあ、次の定期テストでは〇点取ろう!」という具体的な目標を親子で掲げてみると、親も子もやる気が湧いていいですよ。
この作戦で気を付けてほしいことは、ある程度長期的に取り組む必要がある、というところです。
まさに、継続は力なり。
最低でも1ヶ月は続けて、「〇時には勉強する」という習慣が子どもに身につくよう、親子二人三脚でがんばっていきましょうね。
小さな成功体験をたくさん積ませてあげて、どんどん子どもの学習意欲を引き出してあげましょう!
ご挨拶
こんな僻地においでくださり、ありがとうございます。
七穂センと申します。
出産・育児により教育業界を離れて数年。
二児の親になって改めて感じる教育の難しさや、新たに分かったこと、勉強したことなど、世の「おかあさん」を応援する知識をまとめていけたらなぁ…との思いで、ブログを開設してみました。
このブログでは、元・塾講師の目線から、
- 育児にまつわること
- 中高生の学習に関すること
- 昨今の教育事情
だったり、いち主婦として現在進行形でぶつかっている、
- ダンナ多忙で日々ワンオペ問題
- 育児と家事と仕事のバランス問題
- 在宅ワークって初心者でもできる?問題
など、さまざまな記事を書いていきたいと思っています。
日々、真摯に子育てに向き合うあまり、心の余裕がなくなってしまいがちな全ての「おかあさん」。
そんな方々にそっと寄り添うブログになるよう頑張っていきますので、よろしくお願いします(*´▽`*)
それでは、せっかくなので自己紹介を少し…
*プロフィール*
name:七穂 セン(ななお せん)
3歳・0歳の男児と日々格闘中の新米ブロガー。
実家から離れて暮らす核家族&ダンナは多忙を極めているためほぼ家におらず、毎日ワンオペに孤軍奮闘している。
元々は九州で塾講師として勤務し、塾長も経験。結婚を機に引っ越し、九州を出る。
長男出産時に退職、育児オンリーの生活を送っていたところ、あまりの閉塞感・孤独感に発狂。自分は育児に向いてない人間だと思い知り、ダンナに黙って在宅の仕事を見つける。本音を言うとお小遣いも欲しかった。
今年の3月、第2子を出産するまで在宅の仕事を細々としていた。
2人の育児は想像以上に大変で、1年間は育児に専念しようと思っていたものの5ヶ月で在宅ワークに復帰。その裏には保育園戦争という世知辛い事情があった…
〇家族構成
長男…考えるより体が動くタイプの3歳児。都合の悪いことは聞こえない耳を持っている。初対面でも積極的に握手を求めにいく。人類皆ともだち。
次男…5ヶ月にしてよく動きよく食べる横綱。最近夜泣きがひどい。笑顔は間違いなく天使。
ダンナ(忙)…最近腹が出てきた。毎晩の晩酌のせいだぞ!
こんな感じで、育児も仕事も手探りな毎日です。